2024年5月19日、F1第7戦エミリア・ロマーニャGPが開催された。
この日は日本人にとって、ワクワクする日になるかもしれない。
今回の推しドラはRBの角田裕毅。
マシンアップデートの甲斐もあってか、FP3で3位、予選で7位の好成績!!
ここ数戦の結果を見てみると、マクラーレンやメルセデス、アストンマーティンなどの上位グループとも戦えるくらいに成長してきた。
今期において、RBとハースは更に強くなるかもしれない。
そんな想像をしていると、日本人としてはワクワクが抑えられないだろう。
さていよいよ本戦がスタートする。
予選順位のおさらいをしておくと、ポールはフェルスタッペン。
2位のピアストリは、予選でマグヌッセンへの妨害行為でペナルティを受け3グリッド降格の5位スタート。
推しドラの角田は7位スタート、6位ラッセル7位ハミルトンのメルセデス陣営に割り込んで奇数グリッドスタート。
もう一台のRBリカルドも好調の9位、予選でトラブったアロンソは最後尾からのスタート。
いやー、もうドキドキするね。
今日のブログ記事はリアルタイム作成だ。
ちなみに私はF1ドリンカーである。
今日の相棒はシーバスリーガルのオロロソシェリーカスク。
シェリー好きには堪らない逸品だ。
コイツをロックでチビチビしながら観戦しよう。
フォーメーションラップが終わり、各車グリッドに揃う。
息を呑むスタートの瞬間。
赤のランプが順に点灯し、5つ灯ったらブラックアウト。
いざ、スタート!!
1コーナーを制したのはフェルスタッペン。
角田のスタートはいまいち。
ノリス、ルクレール、サインツ、ピアストリ、ラッセル、ハミルトン、ヒュルケンゲルグ、角田、ペレスと続く。
2周目に入るとフェルスタッペンがノリスを引き離しにかかるが、ノリスも食らいつく。
それでも5周目に入ると、ノリスはついていけない。
フェルスタッペンが徐々に引き離していく。
ストレートが速いヒュルケンゲルグに先をいかれた角田は、なかなか抜けずにいる。
好調のマクラーレンは、ピアストリがサインツに迫る。
9周目に早めのタイヤ交換をしたアルボンであるが、トラブル発生でスローダウン。
タイヤがうまくハマっていない???
おいおい、大丈夫かよ。
12周目にピアストリvsサインツのバトル開始。
リカルドは早めのピットインでタイヤ交換。
ヒュルケンベルグに引っかかっていた角田も、次の週にピットイン。
リカルドの前で戻る。
さらに次の週にヒュルケンベルグがピットイン、そしてなんと角田が前!!
アンダーカット成功である。
上位陣はこう着状態か。
18周目にペレスがコースアウト。
復帰はしているが、タイムを失いタイヤも汚す。
ペレスは今回いいとこなしだ。
21周目、角田がタイヤ交換していないサージェントに追いつく。
サージェントはハードタイヤスタートなので、ここで抜くしかない。
22周目にラッセルがピットイン、ハードタイヤに交換する。
23周目に2位のノリスがピットイン、嫌なペレスの後ろで戻る。
24周目にピアストリがピットイン、そのタイミングでノリスがペレスをパスする。
25周目にフェルスタッペンがピットイン。
26周目にルクレールがピットイン、いろいろ慌ただしくなってきた。
角田はサージェントをやっと抜いた。
28周目にサインツ、ハミルトンがピットイン。
一旦まとめると、フェルスタッペン、ノリス、ルクレール、ピアストリ、ペレス、サインツ、ラッセル、ストロール、ハミルトン、マグヌッセンの順だ。
30周目にサインツがペレスを仕留める。
31周目にラッセルがペレスをパス。
タイヤ交換していないペレスは厳しそうだ。
33周目に角田が周をアウトから抜き去る。
良い調子だ、角田。
37周」、ハミルトンがペレスをパス。
38周目にペレスがピットイン。
角田は8位に浮上した。
43周目に角田はペレスに抜かれてしまう。
ニュータイヤのペレスには流石にかなわない。
さらにストロールに抜かれ10位へ後退。
あと残り、この位置をキープして欲しいものだ。
レース終盤、フェルスタッペンとノリスの差が縮まってきた。
前回初優勝をして、ノリノリのノリス。
それに負けじとフェルスタッペンもペースを上げる。
二人の差は1.6秒。
62周目にはさらに縮めるが、なかなかDRSが使える1秒以内にはもっていけない。
そしてファイナルラップへ。
ついに1秒を切った。
が、ノリスの快進撃もここまで。
最終コーナーを制しファーストチェッカーがフェルスタッペン。
2位がノリノリス。
3位ルクレール。
角田もなんとか10位に入り1ポイントをゲット。
エミリア・ロマーニャGPは幕を閉じた。
フェルスタッペンはやはり強かった。
でも以前ほどの最強具合ではなかった。
ノリスやピアストリのマクラーレンの勢いが凄まじい。
フェラーリも今回は残念だったが、全体的なポテンシャルはあると思う。
レッドブル、マクラーレン、フェラーリの3強は、そこまで大きな差はないのかもしれない。
その次にくるメルセデスとアストンマーチン。
その2チームに立ち向かうのが、角田率いるRBだ。
もしスタート時の出遅れがなかったら、角田はどこまでポジションを上げていたのだろうか。
その答えは、次回以降に持ち越しとなりそうだ。
それにしても前回初優勝したノリノリス。
一皮剥けたのか、本当に良い走りだった。
今後に期待したい。
美しい地中海レースを楽しみに待つとしよう。
auto sport web様より引用
Pos. No. Driver Team Time / Gap Laps 1 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1h25’25.252 63 2 4 L.ノリス マクラーレン 0’00.725 63 3 16 C.ルクレール フェラーリ 0’07.916 63 4 81 O.ピアストリ マクラーレン 0’14.132 63 5 55 C.サインツ フェラーリ 0’22.325 63 6 44 L.ハミルトン メルセデス 0’35.104 63 7 63 G.ラッセル メルセデス 0’47.154 63 8 11 S.ペレス レッドブル 0’54.776 63 9 18 L.ストロール アストンマーティン 1’19.556 63 10 22 角田裕毅 RB 1Lap 62 11 27 N.ヒュルケンベルグ ハース 1Lap 62 12 20 K.マグヌッセン ハース 1Lap 62 13 3 D.リカルド RB 1Lap 62 14 31 E.オコン アルピーヌ 1Lap 62 15 24 周冠宇 キック・ザウバー 1Lap 62 16 10 P.ガスリー アルピーヌ 1Lap 62 17 2 L.サージェント ウイリアムズ 1Lap 62 18 77 V.ボッタス キック・ザウバー 1Lap 62 19 14 F.アロンソ アストンマーティン 1Lap 62 NC 23 A.アルボン ウイリアムズ DNF 51 【正式結果】2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP決勝