2024年6月23日、F1第10戦のスペインGPが開催された。
ここはフェルナンド・アロンソとカルロス・サインツの母国GPである。
ただしアロンソのアストンマーチン、サインツのフェラーリともに調子はイマイチだ。
今回はポールスタートのマックス・フェルスタッペンとランド・ノリスの対決となるだろう。
その前にいつもの本日の一杯。
グレンモーレンジィ10年だ。
日本でも人気のモルトウイスキーで、柑橘系のフレーバーが楽しめる。
今回の推しメンはランド・ノリスとする。
フェルスタッペンにあまり勝って欲しくないからね。(いつアンチになったんだ??)
マクラーレンカラーのオレンジで応援しよう。
さて今回のレースは、やはりフェルスタッペンVSノリスの一騎打ちとなった。
スタートでノリスが競り勝つように思えたが、後ろからラッセルがスーパーオーバーテイクを見せてトップに躍り出た。
ラッセルに若干道を塞がれた感のあるノリスは、フェルスタッペンの後ろ3位に後退。
今回のレースは、まさにこのスタートからの1コーナーで決着と言っても良いだろう。
早々にラッセルをオーバーテイクしたフェルスタッペンが、そのまま1位を独走。
タイヤの摩耗をコントロールしながら、危なげなくトップチェッカーを受けた。
ノリスは48周目の最後のピットストップで、フェルスタッペンとの差が約8秒。
最終的に2秒差まで詰めたが、ノリスは力及ばず2位でチェッカー。
それ以降の結果は以下の通り。
Pos. No. Driver Team Time / Gap Laps 1 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1h28’20.227 66 2 4 L.ノリス マクラーレン 0’02.219 66 3 44 L.ハミルトン メルセデス 0’17.790 66 4 63 G.ラッセル メルセデス 0’22.320 66 5 16 C.ルクレール フェラーリ 0’22.709 66 6 55 C.サインツ フェラーリ 0’31.028 66 7 81 O.ピアストリ マクラーレン 0’33.760 66 8 11 S.ペレス レッドブル 0’59.524 66 9 10 P.ガスリー アルピーヌ 1’02.025 66 10 31 E.オコン アルピーヌ 1’11.889 66 11 27 N.ヒュルケンベルグ ハース 1’19.215 66 12 14 F.アロンソ アストンマーティン 1Lap 65 13 24 周冠宇 キック・ザウバー 1Lap 65 14 18 L.ストロール アストンマーティン 1Lap 65 15 3 D.リカルド RB 1Lap 65 16 77 V.ボッタス キック・ザウバー 1Lap 65 17 20 K.マグヌッセン ハース 1Lap 65 18 23 A.アルボン ウイリアムズ 1Lap 65 19 22 角田裕毅 RB 1Lap 65 20 2 L.サージェント ウイリアムズ 2Laps 64 【正式結果】2024年F1第10戦スペインGP決勝 CarNo.27&22 ピットレーンでの速度違反で5秒のタイム加算ペナルティ
auto sport web様より引用
もしスタートでノリスがフェルスタッペンの前に出ていたらどうなっただろうか?
ここ最近のマクラーレンはとても早い。
コンストラクターズ2位のフェラーリよりも上だろう。
フェルスタッペンは終始ペースコントロールしていたのだろうが、仮にラッセルが絡まなければ違った結果になっていたかもしれない。
フェルスタッペンとノリスのバトルは今後もっとも注目すべきところだろう。
気がかりなのはRB。
前回まで上り調子で、かつ大幅アップデートをしてきたはずなのに、それが裏目に出たようだ。
リカルド15位、角田は19位と下位に沈んだ。
失敗から改善できるのかどうか、次回に注目していきたい。
楽しみに待つとしよう。