本日は私の誕生日である。
毎年この日は私にとって特別な日。
周りの人は皆、私に対して祝福してくれる。
たとえ全く知らない人がいたとしても、私が誕生日だと知れば、「ハッピーバースデー」とお祝いの言葉をくれるだろう。
恐らくだが、世界中の多くの人々も同じ認識だろう。
お祝いしてもらえるのは、どんなに歳を重ねたとしてもやはり嬉しいものだ。
きっと皆そうだろう。
最近思うことがある。
人は何故、生まれてきたことを祝うのか?
『生まれてきてくれてありがとう』
当たり前に思っていたことが、最近少々違和感を感じ始めている。
何かを努力して生まれてきたのか?
何かをを選択して生まれてきたのか?
もちろん無意識で努力し選択した結果かもしれない。
それでも自分で勝ち取ったというよりは、命を与えていただいたと考える方がしっくりくる。
そう、本来誕生日というのは自分が祝ってもらうのではなく、産んでくれた両親に感謝すべき日なのではないのか。
そう考えると、今まで両親に感謝を伝えてきただろうか・・・。
ハッピーバースデー。
誕生日はハッピーに過ごしたい。
だから両親へ、感謝の思いを伝えよう。
今さら気恥ずかしいが、でも感謝されて嫌になる人は誰一人いない。
周りがハッピーになれば、少しずつその輪も広がって、そしていつかは自分にかえってくるだろう。
それこそがハッピーな誕生日プレゼントと言えるのではないだろうか。